バイオメカニズム
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3部 スポーツ
投球動作の運動連鎖における 「胸の張り」 および関節運動の機能分析
岩迫 基樹林 豊彦田中 洋乾 浩明信原 克哉
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23 巻 (2016) p. 141-150

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抄録

野球の投球動作は下肢, 体幹, 上肢が協調動作する複雑な全身運動である. このような連動した運動によって, 運動エネルギーは身体中心部から上肢末端に効率的に伝えられる. この運動効果は 「運動連鎖」 と呼ばれている. この意味において体幹部は, 下肢と上肢の中継点として機能する. 投球動作における体幹運動の指導用語のひとつに 「胸の張り」 があるが, この運動も運動連鎖に関係していると考えられている. この運動を定量評価することを目的として, 著者らは先行研究で新しい評価パラメータSを提案した. 本研究では, パラメータSを投球動作解析に応用し, 投球動作における上胴から上肢末端までの運動連鎖について, 運動学とエネルギー伝達の両面から分析した. 健常な18名の投手を用いた実験結果から, 胸の張りは肩関節内旋との間で運動連鎖が生じている可能性が示唆された.

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© 2016 バイオメカニズム学会
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