バイオメカニズム
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2部 生理・リハビリテーション
運動感覚の生成機構に関する心理物理的指標を用いた検討
柴田 恵理子金子 文成高橋 良輔
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23 巻 (2016) p. 77-86

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抄録

体性感覚のうち, 運動に関する感覚を運動感覚という. 運動感覚が生成され, 知覚する過程においては, さまざまな感覚受容器から生じる感覚入力の統合, およびそれらの感覚種を介して生じる運動感覚と運動を実行しようとする際に発せられる運動指令が統合される. これまで我々は, 筋紡錘からの求心性入力の統合と随意的な運動のイメージが運動感覚に及ぼす影響, および, 筋紡錘からの求心性入力と視覚入力の組み合わせが運動感覚に及ぼす影響について, 心理物理的指標を用いた研究を継続してきた. 本研究により, 拮抗関係にある筋からの感覚入力が統合され運動を知覚する場合においても, 感覚入力と運動イメージによる脳活動が統合されること, および自己運動錯覚を誘導できるような異種感覚入力が統合され, 運動感覚が生成されることが明らかとなった.

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© 2016 バイオメカニズム学会
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