主催: 特定非営利活動法人バイオフィリア リハビリテーション学会
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平成10年に長寿社会開発センターの補助事業「高齢者イキイキ活動」を受け持ったのがきっかけで地域の住民(高齢者)と鍋煮会やお料理会を催す中で関わりを持つようになった。地域活動を通して在宅の高齢者の食の調査を平成15年から17年の3年間にわたり行った結果、風邪などの感染症にかかっただけで、あっという間に脱水や低栄養状況になってしまうことや一人で食事を摂ることが多く、食べる量が減り体重減少も感じるなど食のリスクが多々あることが分かった。「管理栄養士が地域へ進出」していく必要を強く感じ、食の支援のための地域連携システムの構築を目的とした活動を始めた。