主催: NPO法人バイオフィリアリハビリテーション学会, 共催, NPO法人高齢市民が活躍するための社会技術研究会, 後援, 厚生労働省, 愛知県, 豊橋市, 豊橋創造大学, 財団法人テクノエイド協会, 財団法人日本障害者リハビリテーション協会, 社団法人全国老人保健施設協会, 社団法人日本理学療法士協会, 社団法人日本作業療法士協会, 日本リハビリテーション工学協会, 日本生活支援工学会, 日本経済新聞社
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かつて、将来のリハビリテーションを展望し1993年に結成した「21世紀リハビリテーション研究会」の中でワーキンググループとして発足したリハビリテーション分野の研究は、「バイオフィリア・リハビリテーション学会」として国際学会を含めて独立してから、はや七年が経過した。当初から、オムニバス的研究会としてリハビリテーションに関する問題を職種を問わず横断的に研究するグループとして存在してきた。また、発足時から今日マスコミを賑わしている医療連携、医福連携などを含めた多くの問題を車輪のハブ軸的な視野で見詰めても来た。目標はリハビリテーションの世界に必要とされている全ての分野、あらゆる職種の集合体として科学的根拠に立脚した研究を進めることにあった。医師の領域のみではなく、PT,OT,ST,ORT,Nrs,体育、栄養、介護、工学、社会学、心理学、そして介護、ケアマネージメントさらには行政にまで研究対象を広げている。リハビリテーションサービスのあるべき姿は、患者、障害者、高齢者、或は心身の機能に障害を有する者を中心にしたトータルなサービスであり、各専門分野は対象者と同じ哲学、即ち共通認識に立って当たるのが理想であり、その際には相互教育的な配慮も当然必要となると言う基本理念に基づいている。