バイオフィリア リハビリテーション学会研究大会予稿集
Online ISSN : 1884-8699
ISSN-L : 1884-8672
第14回バイオフィリアリハビリテーション学会予稿集
会議情報

デジタル式傾斜計を用いた足関節背屈角度測定信頼性の検討
*今泉 史生金井 章谷山 裕之渡邉 麻乃野中 佑樹
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 32

詳細
抄録

足関節背屈角度の測定は、関節角度計を用いた方法が一般的であるが、他の関節と比較して測定誤差が生じやすいと報告されている。理由として、足部の解剖学的構造が複雑であり、骨指標の確認が得にくいこと、また運動の自由度が高く、距骨下関節の代償運動や下腿三頭筋の伸張負荷などが考えられる。Bennellら1)は、足関節背屈角度の計測方法として傾斜計を用いた方法の信頼性の高さを報告している。しかし、傾斜計には種々の形式のものがあり、我々が用いているデジタル式傾斜計を用いた検討は行われていない。本研究の目的は、足関節背屈角度測定におけるデジタル式傾斜計を用いた信頼性を検討することである。

著者関連情報
© 2010 バイオフィリア リハビリテーション学会
前の記事 次の記事
feedback
Top