東京大学大学院理学系研究科物理学専攻
東京大学大学院理学系研究科物理学専攻 現:日本電気株式会社バイオメトリクス研究所
2022 年 62 巻 5 号 p. 291-294
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細胞は,たとえ種類が同じでも,大きさはまちまちだ.そこに隠れた法則はあるだろうか.我々は,培養条件を均一に保ちつつ切替可能なデバイスを開発し,細菌細胞集団の飢餓過程を観察したところ,時間変化する細胞サイズ分布にスケール不変性という特徴を見出した.モデルによる再現,不変性の破れ,展望についても論じる.
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