2020 年 31 巻 p. 153-160
本研究は,地域の食材を利用した特産物を次世代に伝えることを提案した. そこで,地域の農産物を原料とした加工品は,地域の特徴および調理への開発が必要であると考え,やまといも の消費方法としての料理および加工品について検討した. 今回利用した特産物は,農家経済を支える収益性の高い作物であることが理解できた. そこで,本研究を栄養士養成の施設の立場から,このような学習を通じて特産物の利用を,卒業後それぞれの給 食施設で利用した給食の提供ができたら望ましいと考える.