公開市民講座
バイオフィリア リハビリテーションの可能性
2002 年 1 巻 1 号 p. 49-50
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2002 年 1 巻 1 号 p. 49-50
バイオフィリアは語源がラテン語であり, 辞書では種族保存能と記載するものもある. 我々が用いているバイオフィリアは米国哲学者エーリッヒ フロムの希望の革命序文をその出典としている.
「私達多くの中になおも存在する生命への愛 (Biophilia), 生命を脅かす危険を十分に認識した時に初めて, この潜在力を動員して変化をもたらす行動に移る事ができる.」
この解釈をもとに, バイオフィリアは「障害者になったときにこそ, 自分が人間として生き続けたいと願う心·意志」 を表象している.
