バイオフィリア リハビリテーション研究
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自立社会構築のための機器普及プロジェクト(2006年)
自立生活を可能にする創動運動の講習会 
―独自のリハビリテーション実施ヘー
滝沢 茂男
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2017 年 2017 巻 1 号 p. 68-69

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抄録

 独立行政法人福祉医療機構(高齢者・障害者福祉基金《地方分》研究費による、表題講習会のご案内です。神奈川県中小企業センターにおいて異業種交流グループ連合会(異グ連)の所属会がWAMの助成を得たことは珍しいことです。

 講習会の目的は①講習受講者が独自にリハビリを実施できるようになり、仮に脳血管障害による麻痺があっても克服でき、自立生活を送れるようになる②福祉機器の普及および下肢骨折後高齢者の尊厳の維持と生活充実、介護者の介護負担の軽減が図られ、後期高齢者、下肢骨折後高齢者、脳血管障害の後遺症を持つ高齢者の尊厳の維持と生活充実が期待できる③介護者の介護負担が軽減することです。

 講習会では、牛澤賢二・産業能率大学教授の「“なおる” ということを、あなたはどう思いますか-統計的に“効果がある” とは?」、牧田光代・新潟医療福祉大学教授の「タキザワ式リハの構成と福祉用具利用」、滝沢恭子・湘南健友会長岡病院理学療法士の「どこでも・誰でも・いつでも簡単にできるリハの実技指導と解説」の講演があります。

 この会は異グ連所属であり、構成主体は企業です。今回助成事業実施を契機に、会社中心から個人中心へ変えるため、民間非営利団体(NPO)結成の機運が高まり、「高齢市民が活躍するための社会技術研究会」を神奈川県に2006年度中に結成します。

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© 2017 バイオフィリア リハビリテーション学会
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