地球科学情報研究部門
信州大学理学部
2002 年 53 巻 4 号 p. 439-444
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北部フォッサマグナに位置する大町北方の大峰帯の火山岩から4個の,即ち下部の美麻累層の火山灰流堆積物から2個,中部の太郎山安山岩から1個,上部の大峰累層の火山灰流堆積物から1個のK-Ar年代測定を実施した.測定年代は全て2Ma前後を示し,厚さ3,000mに達する扇状地を生じた大峰帯が,地質年代からは2Ma前後のプルアパート・ベイスン中で比較的短期間に形成されたことがわかった.
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