地質調査研究報告
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九十九里平野における沖積層の粒度組成
小松原 純子
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2020 年 71 巻 6 号 p. 581-586

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抄録

九十九里平野で2015年度に行われたボーリング調査で得られた4本のコアについて,沖積層の粒度分析を行い,堆積環境との対応を検討した.陸棚おぼれ谷堆積物は細粒の泥層からなる.下部外浜堆積物へ上方粗粒化する.下部外浜堆積物の上部は淘汰の良い極細粒砂~細粒砂からなる.上部外浜堆積物では中粒砂以上の割合が増加する.前浜~後浜および砂丘堆積物は極細粒砂から細粒砂を主体とする.淘汰の良い砂質堆積物が卓越するのは周辺の更新統が再堆積したからと考えられる.

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© 2020 産業技術総合研究所 地質調査総合センター
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