分析化学
Print ISSN : 0525-1931
分析化学総説
分析化学における化学発光法
栗原 誠長谷部 隆河嶌 拓治
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2002 年 51 巻 4 号 p. 205-233

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抄録
化学発光は化学反応エネルギーにより励起された化学発光試薬が基底状態に戻る際の発光であり, 励起光源を必要としない. そのため, 光源由来のノイズや散乱光がなく大きなシグナルノイズ比 (S/N) が得られることから高感度分析への応用が盛んに研究されている. ルミノールやルシゲニンを用いた化学発光法についてはミセルや逆ミセルなどによる増感により高感度化が検討されており, 更に分析物を直接酸化して得られる直接化学発光や電気化学発光などの新規な化学発光反応を利用した分析法の開発や種々の検出器の利用などが数多く報告されている. そこで, 化学発光法の最近の発展を中心に, まず化学発光法で用いられる検出器について概説し, 次いで各化学発光反応における最近の研究を著者らの研究成果も含めて解説する. フローインジェクション法やキャピラリー電気泳動などへの応用及びイムノアッセイなどの臨床検査分野への応用面についても述べる.
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© The Japan Society for Analytical Chemistry 2002
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