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分析化学
Vol. 53 (2004) No. 6 P 475-489

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http://doi.org/10.2116/bunsekikagaku.53.475

総合論文

有機成分をフラグメントフリーで計測できるイオン付着質量分析法について総合的に報告した.まず,装置の説明とLi付着によるイオン化メカニズムを考察した後,計測特性について詳述し,検出限界1 v/v ppb•10-16 mol/s以下,リニアリティ6けた以上などが示されている.次に,特長となっている直接導入による熱不安定物質・熱分解ガス・排ガス・中性活性種あるいは同族体・金属錯体などへの応用例を紹介した.また,低圧・小流量・高速応答により真空プロセスやガスクロマトグラフ(GC)結合に好適な新機種の装置と応用例が示されている.最後に,今後の新展開として,検出限界や装置サイズなどの技術課題とその対策案,及びこれらの達成時に期待される“ダイレクト&リアルタイムGC/MS”とも言うべき前処理なし・GCなしの直接測定・現場測定などの新展開について述べた.

Copyright © The Japan Society for Analytical Chemistry 2004

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