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分析化学
Vol. 55 (2006) No. 6 P 391-395

記事言語:

http://doi.org/10.2116/bunsekikagaku.55.391

報文

複数の検出器バンクで測定した飛行時間(TOF)型粉末中性子回折データから原子核密度の3次元分布を決定する方法を確立した.まず,GSASプログラムを使ったリートベルト解析後に推定した観測結晶構造因子Fo(h) と|Fo(h)|の標準偏差をファイル変換プログラムAlchemyによりテキストファイル*.memに出力する.格子面間隔の大きな反射における消衰効果が最小となるように*.mem中の反射データ[hklFo(h) ,σ{|Fo(h) |}]を組み合わせた後,最大エントロピー法プログラムPRIMAによりそれらのデータから単位胞中の原子核密度を求める.得られた原子核密度分布はVENDプログラムで3次元可視化する.このような手続きにより,飛行時間型粉末中性子回折データからNi中の原子核密度を視覚化することができた.

Copyright © The Japan Society for Analytical Chemistry 2006

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