分析化学
Print ISSN : 0525-1931
ピバロイルトリフルオルアセトン金属キレートのガスクロマトグラフ法による分析
有機金属化合物に関する研究(第7報)
谷川 啓一越智 久雄荒川 基一
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1970 年 19 巻 12 号 p. 1669-1672

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抄録

ピバロイルトリフルオルアセトンによる一般金属および希土類金属キレートを合成し,それぞれの混合試料の分離について検討した.装置は島津GC-1B,熱伝導度型検出器を使用し,カラムは内径3mm,長さ75cmのステンレススチール製を用いた.充てん剤は担体にクロモソルブW,およびガラスビーズを用いて,Apiezon-L,Daifl oil 200およびシリコングリースなどを固定相に用いた.分離は従来のβ-ジケトン金属キレートに比べ,短いカラムでじゅうぶんである.Be(PTA)2,Al(PTA)3,Fe(PTA)3,In(PTA)3およびCu(PTA)2の分離は,昇温法により120~150℃で良好な結果を得た.Co(PTA)2,Th(PTA)4または希土類キレートについてはカラム温度150~170℃でそれぞれの分離を行なった.

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© The Japan Society for Analytical Chemistry
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