東京大学教養学部基礎科学科
1972 年 21 巻 13 号 p. 25R-34R
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本進歩総説は前回に引き続き,1968年から1971年までの4年間に発表された文献を対象とする.1972年4月に京都で開催された国際分析化学会議においても非水溶液化学が主題の一つであったように,近年非水溶媒は溶液物理化学から応用分析に至るまで広い範囲の研究に使用されている.酸塩基現象が中心であったが,溶媒和現象や熱力学データの集積,複雑な滴定曲線の解析,新しい指示薬や指示電極,滴定装置の自動化の研究などが目だった.
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