分析化学
Print ISSN : 0525-1931
電気化学検出高速液体クロマトグラフィーによる血清中銅及び鉄の定量のための試料前処理法の比較検討
永長 幸雄石田 寿久
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1992 年 41 巻 5 号 p. T73-T76

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抄録
電気化学検出高速液体クロマトグラフィーによる血清中のCu(II)及びFe(III)の定量における除タンパク操作及び試料導入前の試料調製を含めた前処理法について検討した.血清試料の除タンパク処理操作については3種類の方法を実施し,その分析結果と標示量の比較から以下のことが分かった.従来からよく使用されているトリクロロ酢酸・塩酸処理法を用いた場合は,標示量に最も近い定量値が得られ,メタノール・塩酸処理法を用いた場合も,許容範囲内であった.しかし,過塩素酸処理法を用いた場合は,Cu(II)は許容範囲内であったがFe(III)は負の誤差を生じた.又,正確な分析値を得るために,プレカラム誘導体化法であらかじめ錯形成させた後,その試料溶液を注入すべきであることが分かった.
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© The Japan Society for Analytical Chemistry
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