コニカ(株)感材技術研究所
東京薬科大学
1994 年 43 巻 5 号 p. 425-429
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農産物表面の極微量な残留添加物の分析を,転写法を併用した表面増強赤外吸収スペクトル法を用いて行った.実試料の測定に先立ち転写条件の検討(圧力,時間),定量性の検討を行い,その結果に基づき栽培果実表面の測定を試みた.果実4種(海外産のレモン,グレープフルーツ,チェリー,並びに国産温州みかん)の表面を計測したところ,海外産の果実表面より微量なシリコーン樹脂添加剤の吸収が検出された.
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