味の素(株)川崎工場
1960 年 9 巻 11 号 p. 939-945
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アミノ酸類の乾燥温度を検討する目的で蛋白性アミノ酸ならびにその化合物およびベタインなど21種類を精製し,改良型東工試式熱天秤を使用,白金線片を試料中に混在せしめて試料温度分布の均一化をはかり,それらの熱分解経過が階段的に一定の機構に沿うことを明らかにした.この実験によればアミノ酸類の分解温度は文献報告値よりも低い傾向にあった.また,L-リジン塩酸塩・二水加物,L-グルタミン酸ナトリウム塩・一水加物,L-ヒスチジン塩酸塩・一水加物の結晶水放散温度は一定であった.
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