日本物理学会誌
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Sloan Digital Sky Surveyと標準宇宙論の確立への寄与 (解説)
福來 正孝
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2010 年 65 巻 7 号 p. 524-535

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抄録

現代の観測技術を用いて宇宙を北天全域に亙って探査し宇宙の地図を作成して銀河分布を明らかにし,宇宙論を検証し実証科学として根拠づけると共に,宇宙に存在する銀河,クエーサー他諸々の天体の性質をできる限り詳細に亙って明らかにしようとする計画がSloan Digital Sky Survey(SDSS)である.この計画は観測機材の建設開始より約15年を経て,当初の目的を達成して概ね終了したものと考えている.本稿ではSDSSの経緯,概略と代表的な成果を紹介することにする.本来各事項毎に出典を明示するべきであるが余りにも数が多く数多の頁を費消すると共に本稿の読者にとっては繁雑になるだけと思われるので,本稿に関して直接的なものと図を引用したものを除いて引用文献は最小限に留めた.

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© 2010 一般社団法人 日本物理学会
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