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日本物理学会誌
Vol. 42 (1987) No. 10 P 873-880

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http://doi.org/10.11316/butsuri1946.42.873


地球近傍の宇宙空間では, すでに受動的な観測の時代は過ぎ去り, いよいよその宇宙環境を利用する時代になりつつある. 広大なプラズマに満ちた宇宙空間を, 物理実験の場として利用する研究分野もそのひとつである. これには, 宇宙空間のある領域を能動的な方法で探査したり, 宇宙の自然現象を人為的な方法で再現してそこに含まれる物理機構を調べる研究も含まれ, 能動実験と呼ばれている. 大規模な宇宙能動実験の一つとして, スペースシャトルから, 大出力電子ビーム及び高密度プラズマを放射する実験 (SEPAC実験) が, 1983年日米共同で実施された. この解説では, SEPAC実験で得られた主要な成果を中心に, この分野の研究現状を紹介する.

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