日本物理学会誌
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高温超伝導研究の現状 : 理論
福山 秀敏
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1989 年 44 巻 7 号 p. 475-485

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抄録
酸化物において「なぜ高温超伝導が出現するのか」という問題を解決すべく多大の努力が払われている. しかし, 大変な難問で未だ見通しがたたない. それは, この系の超伝導が, 電子間のクーロン相互作用が強い状況で出現する反強磁性ととなり合わせになっており, このような強相関系を正確に記述する方法が確立していないからである. 酸化物におけるこの「強相関と超伝導」についての理論的研究の現状を実験事実をふまえて紹介しよう.
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© 社団法人 日本物理学会
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