科学技術振興事業団協同励起プロジェクト
東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻
2002 年 57 巻 5 号 p. 337-341
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遷移金属酸化物は, 高温超伝導をはじめとして, 電気伝導, 磁性などで特異な物性を示すことから盛んに研究が進められている. 最近, 我々はこの中で一次元ペロブスカイト型銅酸化物が超高速非線形光学応答を示すことを見出した. 本稿では, 強相関電子系としての特徴や次元性が非線形光学応答にどのように関わるかについて, 非線形分光法による実験結果を報告する. また, 超高速光エレクトロニクスへの応用の可能性についても議論する.
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