日本物理学会誌
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太陽系最外縁部天体の起源に迫る(最近の研究から)
船渡 陽子牧野 淳一郎小久保 英一郎
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2004 年 59 巻 8 号 p. 537-540

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抄録

太陽系の果てには何があるのだろうか?第10番惑星だろうか?実は,最も遠いところにあるのは小惑星のような小天体群だろうと予想されている.実際,ここ十年の観測により,冥王星のあたりに広がる小天体の群れが発見された.これらの小天体は,エッジワース・カイパーベルト天体と呼ばれている.これらは一見,火星と木星の間に広がる小惑星と似ているが,良く見ると違いがいろいろとあり,その起源は未だ謎に包まれている.本稿では,エッジワース・カイパーベルト天体の軌道の性質に着目し,力学的考察からその起源を解明しようという研究の一端を紹介する.

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