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脳循環代謝(日本脳循環代謝学会機関誌)
Vol. 27 (2015-2016) No. 2 p. 255-258

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http://doi.org/10.16977/cbfm.27.2_255

シンポジウム 2 脳梗塞の病態と新規治療開発の将来像

脳内にはニューロンのほか,その同数以上のグリア細胞が存在する.グリア細胞には外胚葉由来のマクログリアとしてアストログリアとオリゴデンドログリア,胎生期に卵黄囊から脳内に移行した中胚葉由来のミクログリアの3 種のグリア系細胞が存在し,ニューロンと協調し正常機能を担っている.グリア系3 細胞間にも相互作用が存在し,虚血性脳卒中の病態において重要な役割を果たす.我々はこれまでグリア細胞のうち,アストログリアの機能ならびに脳卒中の病態への神経保護的な作用を中心に研究を進めてきた.2014 年の本学会シンポジウムではアストログリアをターゲットとした脳卒中の治療戦略について発表したが,2015 年の本シンポジウムではさらに一歩進めたグリア系細胞の統合的機能制御による新しい脳卒中治療戦略について,現在進行中の研究成果を紹介する.

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