J-STAGE トップ  >  資料トップ  > 書誌事項

Vol.27(第27回環境情報科学学術研究論文発表会)
p. 237-242

記事言語:

http://doi.org/10.11492/ceispapers.ceis27.0_237


主催: 一般社団法人環境情報科学センター

モンゴルで2009年から2010年にかけて自然災害“ゾド”が発生した。同国で最も家畜頭数が減少したドンドゴビ県で調査を行った結果,嵐が頭数を減少させる主要因であることが分かった。また,オトル(通常使う放牧地以外への畜群の移動)をしない,乾草を給飼できない世帯はゾド時に家畜頭数をより減少させていた。畜群の移動性の低い世帯は災害の影響を受けやすく,放牧地への圧力も高くなりやすい。以上から,移動性の低い世帯への政策として,乾草の備蓄を推進するよりも災害後に他の所得機会を与えるほうが,災害に強い社会と放牧地への圧力軽減を両立させられるのではないかと考えられた。

Copyright © 2013 (社)環境情報科学センター

記事ツール

この記事を共有