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セメント・コンクリート論文集
Vol. 69 (2015) No. 1 p. 363-370

記事言語:

http://doi.org/10.14250/cement.69.363

コンクリートの物性

本研究ではコンクリートの加熱後の質量(M)、長さ(L)、動弾性係数(Ed)および超音波伝播速度(Vu)の変化を実験的に考察し、加熱温度、加熱前の強度、冷却方法、再養生方法と期間がこれらの性能変化に及ぼす影響を検討した。結果として、1)加熱後の水中再養生によって供試体のM、L、EdおよびVuは、加熱直後より大幅に増加するが、空気中再養生の場合、これらの増加は僅かである。2)再養生によるこれらの性能変化は、水中再養生の場合には最初の1ヶ月に、空気中再養生の場合には最初の1週間に主に発生する。3)加熱温度または加熱前の強度が高いほどM、EdおよびVuの低下率は大きいが、水中再養生による増加は多い。しかし、長さ増加は高強度コンクリートの方が少ない。4)空気冷却に比べ、水急冷却はEdとVuを大幅に低下するが、空気中再養生の場合の性能回復に大きな影響を与えない。

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