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セメント・コンクリート論文集
Vol. 69 (2015) No. 1 p. 371-378

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http://doi.org/10.14250/cement.69.371

コンクリートの物性

本研究では普通(Ns)、高強度(Hs)、繊維高強度コンクリート(Hsf)の加熱後の再養生による付着強度の変化を考察し、加熱前の強度レベル、加熱温度、冷却方法、再養生方法および再養生期間の影響について検討を行った。得られた結果として、1)1ヶ月の水中養生+空気中養生を行った供試体の付着強度の残存率は、養生材齢が長いほどまたは加熱前の強度は小さいほど大きい。HsはNsより再養生による残存付着強度の回復は多い。500℃以下であれば、受熱温度が高いほど再養生による回復が多い。2)表面湿潤養生の場合、空気中冷却であれば、300℃と400℃で加熱されたコンクリートは再養生に付着強度の回復を示さない。500℃加熱・空気中冷却と300~500℃加熱・水冷却の場合、再養生によって残存付着強度は増加し、3ヶ月材齢の増加量の大小順はHsf→Hs→Nsである。3)表面湿潤再養生に比べ、水中再養生の方が回復率は高い。

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