北海道大学 大学院工学研究院
前橋工科大学 工学部
2015 年 69 巻 1 号 p. 76-81
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筆者らは試料を加熱処理し高炉セメント硬化体中の未反応スラグを結晶化させることで、X線回折─リートベルト法によりスラグ反応率を測定することが可能であることを報告している。本研究では広範なスラグ混合率の高炉セメント硬化体を対象として、本手法の妥当性を検討した。同一の高炉セメント硬化体に対し、本手法並びに標準添加法を用いてスラグ反応率を測定し比較した。その結果、両手法により求めたスラグ反応率がよい一致を示したことから本手法の妥当性が示された。
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