火山ガラス微粉末(VGP)またはシリカフューム(SF)をセメントの内割り10%置換した硬化体の塩化物イオン浸透抵抗性を無混和と比較した結果、浸透深さは低減した。この要因を細孔構造とケイ酸カルシウム水和物(C-S-H)、アルミン酸カルシウム水和物(C-A-H)に着目し検討した結果、VGPはSFと同様に、無混和と比較してゲル空隙が増加し、毛細管空隙の屈曲度が高くなったことが一因と考えられた。さらに、VGPを混和した場合、生成したC-S-HのSiとAlが置換しC-A-S-HへシフトしてCl-が吸着したことやフリーデル氏塩の生成によりCl-が吸着したことも一因であることが明らかになった。