三重県科学技術振興センター農業研究部
三重県中央農業改良普及センター
2005 年 2005 巻 100 号 p. 63-66
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被覆尿素配合肥料を利用し,年間施肥窒素量35kg/10aで6年間,かぶせ茶の栽培を行った。各茶期の茶葉収量および一番茶の品質は年間施肥窒素量65kg/10aの慣行区に比較して若干の低下傾向が認められたが,荒茶売上額(推定値)は少肥区と慣行区とで差異がなかった。また,土層1m深の土壌溶液中の硝酸性窒素濃度は少肥区が慣行区より明らかに低く,窒素施肥量を約1/2削減することによって硝酸性窒素の環境負荷量が大きく低減することが示された。
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