CHEMOTHERAPY
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Levofloxacin (DR-3355) の前立腺組織内への移行
山下 真寿男, 佐和田 浩二, 長久 浩史, 宮崎 茂典, 桑山 雅行, 荒川 創一, 松本 修, 守殿 貞夫, 梅津 敬一, 松井 隆, 稲葉 洋子, 石神 襄次, 三田 俊彦, 寺杣 一徳, 三田 敦子, 原 信二, 大前 博志, 武市 佳純, 篠崎 雅史, 田中 宏和
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キーワード: 前立腺組織内濃度, ニューキノロン
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1992 年 40 巻 Supplement3 号 p. 203-209

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抄録

前立腺肥大症, 前立腺癌および膀胱腫瘍患者を対象とし, 経尿道的手術前にlevofloxacin (LVFX, DR-3355) 100mgを経口投与し, 手術により得られた前立腺組織内および血清中のLVFXの濃度を高速液体クロマトグラフィーにて測定した。その結果, 内服後1, 2, 3, 4, 6時間の前立腺組織内平均濃度は0.49～1.50μg/gで対血清比は平均0.78～1.86であった。LVFXの前立腺組織への移行は良好であり, 細菌性前立腺炎に対し治療効果が期待できると考えられた。

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