日本畜産学会報
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ブタ赤血球の6-Phosphogluconate Dehydrogenase (PGD)の遺伝的変異型について
大嶋 博田中 一栄
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45 巻 (1974) 3 号 p. 129-132

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抄録

ブタ赤血球の6-phosphogluconate dehydrogenase (PGD)をデンプンゲル電気泳動法によって泳動し,PGD特異染色をおこなって,その遺伝的多型性を検討した.その結果,易動度の速い1本のバンドを有するA型,遅い1本のバンドを有するB型および両方のバンドを有するAB型の3型が認められた.また親子関係の明確な9組について,PGD型の遺伝関係を確認したところ,常染色体上の1座位にある2種類の対立遺伝子PGDA,PGDBによって支配され,メンデルの法則に従って遺伝し,PGDAとPGDBの関係は共優性であり,いずれもSAISONら(1958)の結果と一致した.なお,ブタ赤血球のPGD型の出現頻度を日本で飼育されている中ヨークシャー種72頭について求めたところ,PGD:A型が59.7%(43頭),PGD:AB型は36.1%(26頭)およびPGD:B型は4.2%(3頭)であり,遺伝子頻度はPGDA=0.7778,PGDB=0.2222であった.

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© 社団法人日本畜産学会
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