日本畜産学会報
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ウズラのヘモグロビン型と経済形質との関連
前田 芳実橋口 勉武富 萬治郎
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48 巻 (1977) 11 号 p. 623-628

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抄録

ウズラのヘモグロビン型と種々の経済形質との関連について分析を行なった.その結果の大要は次のとおりである.1) ヘモグロビンのAB×ABの交配から分離してえられたAA, ABおよびBBの3つの表現型について各週齢時体重を測定した結果,雌のABは他の表現型よりも体重が小さい傾向が見られた.一方,雄においては表現型間差は見られなかった.2) 産卵特質については,初産日齢および卵重では表現型間差はみられなかったが,産卵率(201~250日齢)および入卵率についてはBBが他の表現型よりも有意に低かった.3) 受精率ではAA×AAが最もすぐれ,また,BB×BBが最も劣っていた.受精卵に対する孵化率では,胚の表現型がABのものがもっとも優れていた(76.1%).4)8週齢までの生存率は,AA, ABおよびBBがそれぞれ,65.0%,66.4%および60.0%であった.また,各表現型の適応度指数はAA (29.3%),AB (30.9%)およびBB (18.7%)であり,BBが最も劣っていた.

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© 社団法人日本畜産学会
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