ケモインフォマティクス討論会予稿集
第29回情報化学討論会 新潟
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口頭発表
アルカンの立体異性体の組み合わせ論的数え上げ
*藤田 眞作
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p. J13

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抄録

アルカンのモデルとしての木の数え上げは,1870年代のCayleyを嚆矢とする.1930年代のPolyaの方法をへて,1970年代にRobinsonらが立体異性体としての木の数え上げを報告している.しかしながら,これらは,擬不斉やmeso異性体など,立体化学の基本的な概念を取り扱っていない.演者の開発したプロリガンド法を,立体異性体としての木(アルカン)に適用し,擬不斉やmeso異性体などを取り入れた数え上げをおこなった.

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© 2006 日本化学会
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