理学療法学Supplement
Vol.48 Suppl. No.1 (第55回日本理学療法学術大会 抄録集)
セッションID: A-24
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シンポジウム4 若手研究者(U39)による最先端研究紹介
理学療法学の観点に基づいた関節軟骨に対する組織学的研究
髙橋 郁文
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抄録

 メカニカルストレス,特に荷重は関節軟骨にとって組織学的および機能的維持のために必要不可欠とされる。しかしながら,臨床では多くの疾患の治療において安静臥床が伴い,関節への荷重が減少する機会は多い。不動および低活動状態は骨格筋および骨に廃用性の組織学的変化を引き起こすことが報告されている。同様に,関節軟骨においても非荷重状態によって廃用性の組織学的変化が生じることが2019年に報告され,「関節軟骨における廃用性萎縮」として提唱された(Vincent T, 2019)。その組織学的変化は,軟骨の菲薄化と基質染色性の低下を主体とし,我々の研究グループにおいても4週間の非荷重環境によってラット内側脛骨大腿関節の軟骨に同様の組織学的変化を確認した(Takahashi I, et al., 2019)。本講演では,我々の研究グループが取り組んできた関節軟骨と荷重,変形性関節症に関する知見を述べ,さらに現在進行している研究結果を交えて紹介させていただく。

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© 2021 日本理学療法士協会
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