臨床神経学
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シンポジウム12 筋炎研究最近の進歩
シンポジウム12―2 筋炎研究最近の進歩 抗SRP抗体陽性ミオパチー
鈴木 重明
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2011 年 51 巻 11 号 p. 961-963

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抄録

筋炎の患者血清中には複数の自己抗体が存在する.多様な筋炎に関連する自己抗体はRNA免疫沈降法で検出でき,この中で抗signal recognition particle(SRP)抗体はこれまで重症,治療抵抗性の筋炎との関連が指摘されてきた.しかし,抗SRP抗体陽性ミオパチーの筋病理は著明な壊死・再生像がみとめられリンパ球の細胞浸潤が乏しい壊死性ミオパチーが特徴的であり,筋炎とはことなる疾患概念として捉えるべきである.抗SRP抗体陽性ミオパチーの中には比較的若年で発症し,慢性に経過する症例が存在し,筋ジストロフィーに類似した経過をとる症例がふくまれている.

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© 2011 日本神経学会
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