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臨床神経学
Vol. 53 (2013) No. 11 p. 1292-1294

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http://doi.org/10.5692/clinicalneurol.53.1292

9 より良い在宅医療をめざして

神経難病における栄養療法を考えるばあい,疾患の特異性,進行速度,生命予後を十分に理解してとりくむ必要がある.とくに筋萎縮性側索硬化症(ALS)においては,栄養障害は生命予後を規定する因子の一つであるとされており,早期に経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)による栄養療法を開始することが推奨されている.またPEGは,「生活の質(QOL)」の向上においても必須であり,PEGの意義・目的を正しく理解し,造設の適切なタイミングを見誤らないことが肝要である.またPEGは終末期の投薬ルートとしても必要で,終末期緩和治療へのスムーズな導入のための有効な手段であることを認識したい.

Copyright © 2013 日本神経学会

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