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臨床神経学
Vol. 53 (2013) No. 11 p. 911-914

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http://doi.org/10.5692/clinicalneurol.53.911

教育講演3

近年種々の運動障害疾患に対して脳深部刺激療法(DBS)が行われている.パーキンソン病(PD)には視床下核(STN)または淡蒼球内節(GPi)のDBSが行われ,その有効性や長期成績が示されている.DBSはPDの全般的な運動症状を改善し,STN刺激ではドパミン作動性薬剤が大幅に減量できる.DBSと薬物治療との併用でより長期的な症状の進行に対処可能となる.難治性振戦には視床Vim核のDBSが行われるが,最近posterior subthalamic area(PSA)も注目されている.また全身性ジストニアにはGPi DBSが有効である.薬物で症状改善が困難な運動障害疾患に対してDBSを検討すべきである.

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