臨床神経学
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<Symposium 14> 今開かれる筋ジストロフィー治療の扉
筋ジストロフィーの臨床開発を推進する研究基盤:RemudyとMDCTN
木村 円中村 治雅三橋 里美竹内 芙実森 まどか清水 玲子小牧 宏文林 由起子西野 一三川井 充武田 伸一
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2014 年 54 巻 12 号 p. 1069-1070

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抄録

国際協調に基づく遺伝性神経・筋疾患の臨床研究の推進を目的とし,国立精神・神経医療研究センターに,神経筋疾患患者情報登録Remudyを構築し,現在,ジストロフィノパチーおよびGNEミオパチーのレジストリーを運営している.設立当初の目的である臨床研究の計画および実施の際に対象となる疾患の疫学データを提供し,登録者へ正確な情報提供と迅速かつ効率的な試験参加者のリクルートフローを筋ジストロフィー臨床試験ネットワークMDCTNと共に構築した.さらに,疫学・自然歴情報を提供する臨床研究も実施している.これらの取り組みは,希少な難治性疾患の臨床研究基盤整備のモデルケースを提示している.

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© 2014 日本神経学会
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