臨床神経学
Online ISSN : 1882-0654
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副腎皮質ステロイド剤が著効した急性咀嚼筋炎の1例
梅原 藤雄
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ジャーナル オープンアクセス 早期公開

論文ID: cn-002160

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抄録

症例:84歳女性.X−9日から発熱(37~38°C),X−3日から側頭部痛,眼瞼浮腫が出現したため,X日に当科を受診した.体温38.7°C,顔面浮腫,開口制限を認めた.脳神経・四肢筋力には異常なし.末梢血でCRP 26.5 ‍mg/dl,WBC 12,900/mm3,リウマチ因子 陽性(260 IU/ml),抗ガラクトース欠損IgG抗体陽性(146 AU/ml),CKは正常範囲であった.MRI-T1WIで両側側頭筋・咬筋の腫脹,STIR高信号(右優位)を認めた.プレドニゾロン30 ‍mg/day内服を開始したところ,速やかに症状・MRI所見は改善した.以上より,急性咀嚼筋炎と診断した.

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