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日本認知心理学会第13回大会
セッションID: O-2-2-1

記事言語:

http://doi.org/10.14875/cogpsy.2015.0_11

口頭発表2-2 日本語セッション3 (記憶)
主催: 日本認知心理学会
  • 抄録

Shimamura, Ross, & Bennett (2006)は様々な表情をした顔刺激を呈示し性別判断課題を行った後に、偶発記憶課題を行い表情がどの程度記憶されているかを検討した。その結果、幸福表情が怒り、恐怖、驚き表情よりも記憶されていることを示した。本研究の目的は、顔記憶における表情の効果が、観察者の表情とどのように相互作用するかを明らかにすることであり、Shimamura et al. (2006)と同様の手続きを用いた。本研究では課題中に参加者に割り箸をくわえさせることによって、表情筋を笑顔の状態に近づけた。表情筋の操作が顔記憶の記銘処理・想起処理のそれぞれにどのように影響するかを検討した。その結果、表情筋の操作が恐怖表情記憶の想起に干渉したことを示した。表情を想起する際に自動的な表情模倣が生じており、割り箸による表情筋の操作によってそれが阻害されたため、結果として恐怖表情の再認生起が低下した可能性がある。

Copyright © 2015 日本認知心理学会

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