コンクリート工学
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テクニカルレポート
高耐荷UFC床版構造と量産化システムの開発
武者 浩透大竹 明朗横井 謙二野口 孝俊
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2010 年 48 巻 11 号 p. 11_28-11_35

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抄録

羽田空港D滑走路の桟橋部のうち,滑走路および誘導路の外側のエリアに,約7000枚のUFCプレキャスト床版が採用された。このUFC床版は,航空機などの大きな荷重に十分耐えることができ,かつ,大量生産時の効率的な製作性と経済性が求められた。そのため,様々な床版構造の製作実験や構造実験を実施し,リブ形状を有する2方向プレテンションUFC床版構造と量産化システムを開発した。この量産化システムによりUFC床版専用工場で品質の安定したUFC床版を製作することができた。UFCを用いたこのような大型床版構造は世界でも例がなく,UFCの適用規模(UFC数量:22000m3)としても世界最大である。

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© 2010 公益社団法人 日本コンクリート工学会
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