コンクリート工学
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工事記録
高さ125mの橋脚を有する東海北陸自動車道鷲見橋(II期線)工事─ハーフプレキャストを適用した橋脚の急速施工─
富山 茂樹今塩屋 勝吉川 真仁池谷 博文
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2017 年 55 巻 10 号 p. 894-899

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抄録

東海北陸自動車道 白鳥IC~飛騨清見IC間4車線化事業において,日本一の高橋脚を有する鷲見橋(II期線)が建設中である。当該地域は岐阜県内でも有数の積雪地域に位置し,橋脚の建設にあたり冬季の12月から3月は積雪により施工期間が限られる現場条件から,工程短縮と品質向上を目的にハーフプレキャスト部材を適用した橋脚の急速施工(SPER工法)を採用した。本稿では,P 2橋脚におけるハーフプレキャスト部材を用いた急速施工について報告するものである。

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© 2017 公益社団法人 日本コンクリート工学会
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