コンクリート工学
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生コンスラッジに関する研究の現状
畑中 重光谷川 恭雄
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1995 年 33 巻 6 号 p. 14-24

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抄録
生コンプラントで発生するスラッジ水の多くは, 脱水ケーキ化された後, 多額の処理費を伴って管理型の産業廃棄物として埋め立て処分されるかプラント内外で適宜処理されているのが実状である。また, 管理型廃棄物の処分場を将来にわたって確保・増設していくことは, 極めて困難であり, スラッジの再利用や処理方法の検討が望まれている。
本稿は, 生コンスラッジの発生と処理の現状を概観したのち, 生コンスラッジに関する既往の研究を取りまとめたものである。
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© 公益社団法人 日本コンクリート工学会
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