都市計画論文集
Print ISSN : 1348-284X
第44回学術研究論文発表会
セッションID: 125
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家族の共有時間に関する時点間および地点間比較
交通行動データを用いた分析
*三輪 富生山本 俊行森川 高行
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抄録

様々な社会的背景により人々の生活パターンには変化しつつあり,近年多発する家庭内での事件は,そのように多様化する家族の生活パターンに原因があるとしばしば指摘されている.また,これまでの交通サービスレベルの拡充は,人々の生活パターンに影響を与えていると考えられる.そこで,全国の様々な都市を対象に実施された交通行動データを活用し,家族共有時間の時点間変化や地域間差異について分析し,交通サービスレベルがその変化に与える影響について考察する.分析の結果,大都市ほど共有時間が短いことや,近年の高齢化世帯の増加によってむしろ共有時間が増加している傾向が示された.また,職業や高齢者数,子供の人数,通勤時間が家族の共有時間に影響を与えることが示された.

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© 2009 公益社団法人 日本都市計画学会
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