日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集
Online ISSN : 2189-8081
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都市部河川の船上景における景観構成要素への注視行動特性に関する研究
水都大阪・堂島川を対象として
畠田 恵嘉名 光市佐久間 康富阿久井 康平
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2017 年 15 巻 p. 61-64

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抄録

本研究では視対象の多い都心部河川の船上景の変化や人々の注視を明らかにし、注視の動態を把握するために、船で移動中の被験者に装着したウェアラブルカメラによって撮影したVTRや船に固定したカメラによって撮影したVTRを用いて注視行動特性を分析し、以下のことを示した。(1)被験者は注視活発タイプと注視不活発タイプに分けられ、注視は注視対象の位置によって沿川注視と流軸注視に分けられた(2)沿川注視と流軸注視ともに、注視を行う距離と仰角、水平見込角にはそれぞれ単純相関が見られた (3)沿川注視と流軸注視という特性がある中でも、それらが混在する区間では流軸注視が短時間になるという特性から、沿川注視と流軸注視の連続的な関係が見られた

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© 2017 公益社団法人 日本都市計画学会 関西支部
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