2020 年 18 巻 p. 45-48
防災上共助などのソフト対策は重要であるため、日ごろから地域社会の絆を強力にし、維持する仕掛けも必要である。本研究では、地域住民による学童保育事業をエリアマネジメントの枠組みで進めていくための課題や運営の条件を明らかにすることを目的とする。分析の結果、学童保育への期待は、保護者目線からみた回答が多かった。地域の活用できそうな資源として、多くの分野が挙げられたが、実際に提供できそうな内容は、勉強面やスポーツなどのサポートなど身近にできる分野が挙げられた。子供の成長に協力できる地域社会を作っていく必要がある。