東京大学医科学研究所・幹細胞治療研究センター・幹細胞プロセシング分野
2011 年 21 巻 1 号 p. 9-13
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in vitroで未分化な状態のまま半永久的に培養可能なヒト胚性幹細胞(ES細胞)は,生物個体を形成する全ての組織細胞に分化する全能性を有することから,再生医療における新たな細胞ソースとして期待されている。最近我々は,マウス胎仔造血組織由来ストローマ細胞との共培養により,ヒトES細胞から血液細胞を分化誘導することに成功した。しかし,こられらのヒトES細胞由来血液細胞が臨床応用されるためには,まだ数多くの解決されるべき問題が残されている。
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