環境と安全
Online ISSN : 2186-3725
Print ISSN : 1884-4375
ISSN-L : 1884-4375
報告
大学等の化学実験室における低予算での化学物質蒸気由来リスク低減の試み
長友 重紀藤井 邦彦佐藤 智生
著者情報
ジャーナル フリー

2017 年 8 巻 3 号 p. 135-140

詳細
抄録

大学等の化学実験におけるリスク低減は長年の課題である。その中でも、多人数が同時に実験を行う学生実験室において揮発性の高い化学物質を使用する場合、実験を行う学生数に対して十分な数の囲い式フード型の局所排気装置を設置できていない状況がある。

さらに、囲い式フード型の局所排気装置については、予算とスペースの問題から必要数を導入できない場合も多い。そこで、我々は低費用でリスクの低減化を図るために、通常の化学実験室に備えられている既設の設備を活用して外付け式フード型の局所排気装置を導入した。本報告では、その費用対効果と実際に使用した学生の意見を示し、化学実験における安全性の向上および教育効果を紹介する。

著者関連情報
© 2017 Academic Consociation of Environmental Safety and Waste Management,Japan
前の記事 次の記事
feedback
Top